アースオーガービットの溶接取付方法
- アースオーガービットを本体に溶接するときには、土質や、岩質に応じた、すくい角や逃げ角を考慮することが大事です。
右の図のようにビットを傾けてとりつけ、すくい角および逃げ角を与えるように設置して溶接することをおすすめします。 - ビット単体のみの溶接で、強度が問題となるときは、補強板の御使用が必要となります。
(補強板は、ご注文に応じ製作いたします) - 溶接のとき、超硬チップの取付部分が200℃以上の高温になることを防ぐため溶接作業のときには、保水性のよい布を刃先の超硬チップ部分に巻きつけ、針金などでこれを固定しておいて下さい。
溶接作業中、この布の部分に常時水分を補給してやり布が乾燥しないよう充分注意して下さい。
アースオーガーヘッドの形状例
コーンケープ型 | コンペックス型 | フィッシュテール型 |
回転力の大きい堀削作業時において、オーガーヘッドの芯ずれを防止します。硬岩、コンクリート切削に用いられます。 | 軟岩用の一般型です。 軟岩、レキ混り軟土に用いられます。 |
中心部の開孔が自由面となり安定した堀削りができます。 軟土質に用いられます。 |